電気工事士
電気工事士向けコンテンツの一覧と、第二種電気工事試験について記載する。
試験内容について
第二種電気工事士の資格を取得するには、試験を受けて合格する方法と、所定の学校(経済産業大臣が指定した電気工事士養成施設)に通い定められた単位を取得する方法がある。
このうち、第二種電気工事士試験に合格するためには、筆記試験と技能試験の2つに合格する必要がある。
筆記試験と対策
筆記試験の内容は7科目で、試験時間は2時間となる。
下記記事を参照しつつ、過去問等で対策をしてほしい。
技能試験 2023年度候補問題 2023年度第二種電気工事士技能試験 候補問題No.1 2023年度第二種電気工事士技能試験 候補問題No.2 2023年度第二種電気工事士技能試験 候補問題N[…]
電気に関する基礎理論
電気の基礎理論について、電気工事士の筆記試験に必要な範囲で解説する。[sitecard subtitle=関連記事 url=https://denki-no-shinzui.com/summary-electrical-laws-t[…]
二種電気工事士の筆記試験において、電線の抵抗に関する問題が頻出であり、平成21~29年度の試験で90%以上の確率で出題されている。この問題は下記の公式を用いれば解ける問題であるため、是非マスターしてほしい。電線の抵抗の式[…]
配電理論および配線設計
本記事では、各配電方式の電圧降下および電力損失の式について記述する。電圧降下と電力損失電気回路において、受電端電圧が送電端電圧より低下することを電圧降下という。電圧降下は負荷電流と電線抵抗の積によって求められる。&n[…]
第二種電気工事士の筆記試験では、配電線の一部が断線した場合に流れる電流、および負荷に加わる電圧についての出題がある。本記事では、頻出の3種類の回路について式をまとめており、参考にしてほしい。単相3線式回路の中性線の断線[…]
電気機器・配線器具・材料・工具
本記事では、各電線の種類とその特徴について記述する。ケーブルの種類ケーブルとは、導体に絶縁を施した1本1本の絶縁電線の上に、シース(保護外被覆)を施した電線のことをいう。 ケーブルは、構成素材および[…]
第二種電気工事士の筆記試験では電線の許容電流に関する問題が頻出であり、平成21~29年度の試験においては90%以上の確率で出題されている。この種の問題は電線の許容電流を覚えれば解ける問題ゆえ、マスターすることを推奨する。[…]
第二種電気工事士の筆記試験では、器具や工具などの写真や配線図記号を見て、名称や用途を選ぶ問題が出題される。特に配線図問題では、図記号で示す器具を写真の中から選ぶ問題が多く出題される。写真・名称・図記号・用途などをセットで覚え[…]
電気工事の施工方法
低圧屋内配線工事について、各工事の種類を電技・解釈に基づいて解説する。屋内配線を施工できる場所と工事方法(電技・解釈 第156条)電気設備技術基準の解釈156条により、屋内配線は施工場所によって施工できる工事方法が表1のとお[…]
電気工事士の筆記試験対策として、屋内幹線と分岐回路についてまとめている。屋内配線における幹線の許容電流幹線とは『「引込点から分電盤」または「配電盤から分電盤」までの配線』をいい、大きな電流が流れる可能性がある。図1の[…]
本記事では、接地工事の種類と工事内容、接地抵抗測定について記載する。接地工事の種類接地工事とは、感電や漏電を防止したり、保護装置などを正常に動作させるために施す工事で、機器接地と系統接地がある。 機器接[…]
一般電気工作物の検査方法
本記事では、電技および解釈、電気工事士法、電気用品安全法といった電気法令において、電気工事士に必要である項目についてまとめる。電圧の種別電気設備の技術基準を定める省令 第2条では、電圧の種別を交流と直流により、表1のように規[…]
配線図
第二種電気工事士の筆記試験では配線図問題が20問出題されるため、配線図記号を覚えておくことは筆記試験を突破する上でとても重要である。配線図問題では、配線図に示されている図記号の名称や用途・写真等を選択する問題が出題される。本[…]
第二種電気工事士の筆記試験では、器具や工具などの写真や配線図記号を見て、名称や用途を選ぶ問題が出題される。特に配線図問題では、図記号で示す器具を写真の中から選ぶ問題が多く出題される。写真・名称・図記号・用途などをセットで覚え[…]
保安に関する法令
電気事業法において、電気工事士筆記試験に必要な項目についてまとめる。電気工作物電気事業法では、「発電、変電、送電もしくは配電又は電気の使用のために設置する機械、器具、ダム、水路、貯水池、電線路その他の工作物(船舶、車[…]
技能試験と対策
技能試験は事前に13問の公表問題が発表されるので、その中から1問出題される。
試験内容は実際の配線図から出題され、工具を使って電線を切断したり、器具と電線の接続・電線同士の接続などを行う。
試験時間は40分しかないため、下記記事を参照しつつ、事前にしっかり練習してほしい。
技能試験 2023年度候補問題 2023年度第二種電気工事士技能試験 候補問題No.1 2023年度第二種電気工事士技能試験 候補問題No.2 2023年度第二種電気工事士技能試験 候補問題N[…]
本記事では電気工事士の技能試験で行う単一作業を動画で解説している。試験勉強に活用してほしい。VVFストリッパーの使用方法VVFストリッパーは第二種電気工事士および第一種電気工事士の技能試験を突破する上でとても重要な工具である[…]
本記事では、第二種電気工事士の技能試験対策として、ケーブル被覆の剥ぎ取り寸法とリングスリーブ刻印表について記載する。ケーブル切断時の加算寸法電気工事士の技能試験において、複線図を書き終えた後、器具の結線やボックス内で接続をす[…]
電気工事士の技能試験では「欠陥」が1つでもあると不合格となる。 一般財団法人 電気技術者試験センターより、欠陥の判断基準および注意すべきポイントが下記にて公表されている。 電気工事士技能試験(第一種・[…]
電気工事士の技能試験について、よくある質問をまとめている。欠陥はいくつで不合格となるのか欠陥はひとつでもあると不合格となる。欠陥例については下記を参照してほしい。[sitecard subtitle=欠陥例一[…]
試験の日程について
第二種電気工事士試験は上期と下期に分かれており、平成30年度から両方の日程で受験することが可能となった。
筆記試験の免除権利は次回の試験まで有効となる。
上期試験合格者は当年下期まで、下期試験合格者は翌年上期まで有効である。
試験会場は47都道府県すべてに設けられる。
合格後について
試験に合格後、免状交付申請を行う。
申請に必要なもの
- 申請書(用紙はダウンロードまたは、各都道府県の申請窓口で請求)
- 合格通知書
- 写真2枚(縦4㎝×横3㎝、6ヶ月以内に撮影したもの)
- 住民票
- 申請手数料 5,200円
各都道府県によって少し違うため、管轄都道府県のWEBなどで確認してほしい。