- 2019年6月14日
【鑑別】遮断器・開閉器の種類と用途【電気工事士向け】
本記事では、遮断器・開閉器の種類と用途をまとめる。 配線用遮断器(MCCB) 過電流などの大電流が流れた時に、自動的に電路を遮断する。 一般家庭やオフィス、工場など多くの電気設備で使用される。 漏電遮断器(ELB) 内蔵されている零相変流器で漏電を検知して、自動的に電路を遮断する。 テストボタンにより、動作確認をすることができる。 電動機保護兼用配線用遮断器(モーターブ […]
本記事では、遮断器・開閉器の種類と用途をまとめる。 配線用遮断器(MCCB) 過電流などの大電流が流れた時に、自動的に電路を遮断する。 一般家庭やオフィス、工場など多くの電気設備で使用される。 漏電遮断器(ELB) 内蔵されている零相変流器で漏電を検知して、自動的に電路を遮断する。 テストボタンにより、動作確認をすることができる。 電動機保護兼用配線用遮断器(モーターブ […]
第二種電気工事士の筆記試験では配線図問題が20問出題されるため、配線図記号を覚えておくことは筆記試験を突破する上でとても重要である。 配線図問題では、配線図に示されている図記号の名称や用途・写真等を選択する問題が出題される。 本記事では配線図記号を一覧表としてまとめて記載する。 スイッチ 表1にスイッチの配線図記号の一覧を示す。 表1 スイッチの配線図記号 図記号 名称 単極スイッチ […]
第二種電気工事士の鑑別問題対策として、コンセントの名称と用途をまとめる。 埋込形コンセント 単相100V用 2口 15A 電気機器に電源を供給するための取り出し口として、電源プラグを差し込んで使用する。壁に埋め込んで配置される。 単相100V用 1口 20A $20\mathrm{A}$用のコンセント。 露出形コンセント 単相100V用 1口 15A 露出配線で使用され […]
第二種電気工事士の筆記試験では、配電線の一部が断線した場合に流れる電流、および負荷に加わる電圧についての出題がある。 本記事では、頻出の3種類の回路について式をまとめており、参考にしてほしい。 単相3線式回路の中性線の断線 単相3線式200V回路の中性線が断線した場合について、図1に示す。 図1 単相3線式回路の中性線の断線 同図の場合、断線後の負荷抵抗$R_1[\Om […]
本記事では、接地工事の種類と工事内容、接地抵抗測定について記載する。 接地工事の種類 接地工事とは、感電や漏電を防止したり、保護装置などを正常に動作させるために施す工事で、機器接地と系統接地がある。 機器接地 機器接地の目的 人などへの感電を防止する。 漏電による火災を防止する。 保護装置を確実に動作させる。 機器接地の種類 A種接地:高圧や特高機器の外箱、鉄台など。抵 […]
本記事では、各配電方式の電圧降下および電力損失の式について記述する。 電圧降下と電力損失 電気回路において、受電端電圧が送電端電圧より低下することを電圧降下という。電圧降下は負荷電流と電線抵抗の積によって求められる。 また、電力損失は負荷電流の2乗と電線抵抗の積によって求められる。 これらの値が大きいほど電圧降下および電力損失は大きくなる。 各配電方式にお […]
本記事では、電技および解釈、電気工事士法、電気用品安全法といった電気法令において、電気工事士に必要である項目についてまとめる。 電圧の種別 電気設備の技術基準を定める省令 第2条では、電圧の種別を交流と直流により、表1のように規定している。 表1 電圧の種別 直流 交流 低圧 $750\mathrm{V}$以下 $600\mathrm{V}$以下 高圧 低圧を超え、$7000\mat […]
第二種電気工事士の鑑別問題対策として、スイッチの名称と用途をまとめる。 単極スイッチ(埋込形) 照明等の器具をON/OFFするために使用するスイッチである。 単極スイッチ(露出形) 照明等の器具をON/OFFするために使用する露出形のスイッチである。 2極スイッチ(両切りスイッチ) 器具をON/OFFするために使用する2極のスイッチである。主に$200\mathrm{V […]
電気工事士の筆記試験対策として、屋内幹線と分岐回路についてまとめている。 屋内配線における幹線の許容電流 幹線とは『「引込点から分電盤」または「配電盤から分電盤」までの配線』をいい、大きな電流が流れる可能性がある。 図1の幹線の許容電流$I_\mathrm{W}$は、表1に示す負荷の定格電流の合計によって決定される。 ただし、表1において、電動機の定格電流の合計$I_\mathrm{ […]
本記事では、各電線の種類とその特徴について記述する。 ケーブルの種類 ケーブルとは、導体に絶縁を施した1本1本の絶縁電線の上に、シース(保護外被覆)を施した電線のことをいう。 ケーブルは、構成素材および芯数が変わることにより、その許容電流も変化する。 また、それに応じてケーブルの柔らかさや強さが変わり、使用する環境や用途も変わる。 シースとは、ケーブルの最も外側の被覆の […]