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電気工事士

  • 2019年10月3日

第二種電気工事士筆記試験解答・解説【平成29年度上期 問21~30】

本記事では、第二種電気工事士筆記試験のうち「平成29年度上期 問21~30」について解説する。 問21 使用電圧100Vの屋内配線の施設場所における工事の種類で、不適切なものは。 イ.点検できない隠ぺい場所であって、乾燥した場所の金属管工事 ロ.点検できない隠ぺい場所であって、湿気の多い場所の合成樹脂管工事(CD管を除く) ハ.展開した場所であって、湿気の多い場所のケーブル工事 ニ.展開した場所で […]

  • 2019年10月3日

第二種電気工事士筆記試験解答・解説【平成29年度上期 問11~20】

本記事では、第二種電気工事士筆記試験のうち「平成29年度上期 問11~20」について解説する。 問11 金属管工事において、絶縁ブッシングを使用する主な目的は。 イ.電線の被覆を損傷させないため。 ロ.金属管相互を接続するため。 ハ.金属管を造営材に固定するため。 ニ.電線の接続を容易にするため。   解説 絶縁ブッシングは金属管に通線した電線の被覆が損傷しないように、金属管端に取り付け […]

  • 2019年10月2日

第二種電気工事士筆記試験解答・解説【平成29年度上期 問1~10】

本記事では、第二種電気工事士筆記試験のうち「平成29年度上期 問1~10」について解説する。 問1 図のような回路で、端子a-b間の合成抵抗[Ω]は。       イ.$2.5$  ロ.$5$  ハ.$7.5$  ニ.$15$   解説 a-b間の抵抗は右図のように$5\Omega$の抵抗が$2$つ並列接続された回路になるので、 $$\frac{(5\tim […]

  • 2019年7月31日

電気の基礎理論まとめ【電気工事士向け】

電気の基礎理論について、電気工事士の筆記試験に必要な範囲で解説する。 各電気量について 電圧とは 電圧とは電気を流す能力を表し、一般家庭では$100\mathrm{V}$または$200\mathrm{V}$の電圧が使用される。 ビルや工場などは$6600\mathrm{V}$の高圧で受電し、構内の変電設備で使用電圧に変圧される。   電流とは 電流とは電荷の移動する量を表し、1秒間で流れ […]

  • 2019年7月25日

ケーブル被覆の剥ぎ取り寸法とリングスリーブ刻印表

本記事では、第二種電気工事士の技能試験対策として、ケーブル被覆の剥ぎ取り寸法とリングスリーブ刻印表について記載する。 ケーブル切断時の加算寸法 電気工事士の技能試験において、複線図を書き終えた後、器具の結線やボックス内で接続をするため、問題に記載されている寸法に表1の値を加算してケーブルを切断する。   表1 ケーブル切断時の加算寸法 接続器具 接続器具の例・条件 加算寸法[mm] ジョ […]

  • 2019年7月24日

電気事業法まとめ【電気工事士向け】

電気事業法において、電気工事士筆記試験に必要な項目についてまとめる。 電気工作物 電気事業法では、 「発電、変電、送電もしくは配電又は電気の使用のために設置する機械、器具、ダム、水路、貯水池、電線路その他の工作物(船舶、車両又は航空機に設置されるものを除く」 ものを電気工作物と定義づけている。   電気工作物は、使用目的や規模から、「一般用電気工作物」と「事業用電気工作物」とに大別される […]

  • 2019年7月24日

低圧屋内配線工事

低圧屋内配線工事について、各工事の種類を電技・解釈に基づいて解説する。 屋内配線を施工できる場所と工事方法(電技・解釈 第156条) 電気設備技術基準の解釈156条により、屋内配線は施工場所によって施工できる工事方法が表1のとおり定められている。   表1 低圧屋内配線工事の種類と施工できる場所   低圧屋内配線工事の種類 がいし引き工事(電技・解釈 第157条) 屋外用ビニル […]

  • 2019年7月23日

電気工事士技能試験 欠陥例一覧

電気工事士の技能試験では「欠陥」が1つでもあると不合格となる。   一般財団法人 電気技術者試験センターより、欠陥の判断基準および注意すべきポイントが下記にて公表されている。 電気工事士技能試験(第一種・第二種)欠陥の判断基準(PDF) 電気工事士技能試験の概要と注意すべきポイント(PDF)   本記事では、画像付きで欠陥例を紹介する。 試験までの学習・訓練の参考にしてほしい。 […]

  • 2019年7月22日

電気工事士技能試験 よくある質問

電気工事士の技能試験について、よくある質問をまとめている。 欠陥はいくつで不合格となるのか 欠陥はひとつでもあると不合格となる。 欠陥例については下記を参照してほしい。   寸法が記載の50%以下で欠陥となるが、どこからどこまでの寸法なのか 「寸法」は、器具の中心から器具の中心まで、および器具の中心からボックスの中心までを表す。 なお、ケーブルのシース部分が記載寸法の50%以下になっても […]

  • 2019年7月21日

2023年度第二種電気工事士技能試験 候補問題No.13

本記事では、2023年度第二種電気工事士技能試験において、電気技術者試験センターから公表されている候補問題のうち、No.13について取り上げる。 解説動画 本動画では、複線図を書く手順と作業の流れを解説している。   単線図 図1に本問の単線図、および図2に自動点滅器代用の端子台の説明図を示す。各図は電気技術者試験センターから公表されている。 図1の記載寸法は過去の問題を元に独自に予想し […]