分岐回路の電線の太さとコンセントの定格電流【電気工事士向け】

第二種電気工事士の筆記試験において、分岐回路の電線の太さとコンセントの定格電流に関する問題は頻出であり、平成21~29年度の試験で90%以上の確率で出題されている。

この問題は本記事の表を用いれば解ける問題であるため、是非マスターしてほしい。

※この記事は旧電気ライブラリーに掲載されていたもののリライト記事になります。

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電線の太さおよびコンセントの定格電流

表1のように、各分岐回路に施設する過電流遮断器の定格電流の大きさによって、電線の太さや接続できるコンセントの容量が決められている。

特に$20\mathrm{A}$と$30\mathrm{A}$の項目は頻出であり、ぜひ覚えてほしい。

 

表1 分岐回路の電線の太さとコンセントの定格電流

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電線の太さとコンセントの定格電流:例題

平成29年度上期 問9

低圧屋内配線の分岐回路の設計で、図1に示す配線用遮断器の定格電流、分岐回路の電線の太さおよびコンセントの組み合わせとして、不適切なものはどれか。

ただし、分岐点から配線用遮断器までは$3\mathrm{m}$、配線用遮断器からコンセントまでは$8\mathrm{m}$とし、電線の数値は分岐回路の電線(軟銅線)の太さを示す。

また、コンセントは兼用コンセントではないものとする。

図1 配線用遮断器の定格電流、分岐回路の電線の太さおよびコンセントの組み合わせ

解説

「ロ」の電線の太さは$2.0\mathrm{mm}$となっているが、$30\mathrm{A}$の分岐回路では、表1より電線の太さは$2.6\mathrm{mm}\left(5.5\mathrm{mm^2}\right)$以上でなければならない。

よって「ロ」が不適切である。

※この問題は表1を覚えていれば簡単に解答することができる。

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