【2027年度版発売!】「第三種電気主任技術者講座(SAT株式会社)」のご紹介
※本ページはプロモーションが含まれています。
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管理人の摺り足の加藤です。
2026年9月3日、SAT株式会社の「第三種電気主任技術者講座」2027年度版が発売になりました。
このうち、「合格講座」の理論・電力・機械・法規の4冊と、入門用の「猫でも分かる電気数学」「猫でも分かる電気基礎」の2冊、「確認問題集」「過去問題集」4科目分および「法規条文集」のあわせて12冊のテキストの執筆を私が担当しています。

このページでは、本教材がどんなものか、既存の教材と何が違うのかをご紹介します。
教材の内容と特長
教材の概要
本教材は、「eラーニング講座」「DVD講座」「eラーニング+DVD講座」の3つの形態から選べます。
いずれも4科目をまとめた一括セットと、科目別のセットが用意されています。
テキストは全部で次の12点です。
これらは大きく3つの役割に分かれており、学習を始めるための「猫でも分かる」シリーズ、4科目の本体である「合格講座」、そして演習用の3種類(過去問題集・確認問題集・法規条文集)となっております。
- 猫でも分かるシリーズ
- 猫でも分かる電気数学
- 猫でも分かる電気基礎
- 合格講座
- 合格講座 理論編
- 合格講座 電力編
- 合格講座 機械編
- 合格講座 法規編
- 過去問題集
- 過去問題集 理論
- 過去問題集 電力
- 過去問題集 機械
- 過去問題集 法規
- 確認問題集
- 法規条文集
上記に動画講義と講義音声のMP3、法規条文集のデジタル暗記カードが付きます。
講義は1人の講師が4科目すべてを担当しています。
なお、学習を支える仕組みとしては、次のものが用意されています。
- Zoomによるマンツーマン質問(1回15分・5回まで/一括セット限定)
- メールによる質問(30回まで・スマートフォンで撮影して送信可)
- 不合格時のサポート期間延長
- 30日間の返金保証
- 破損・不具合DVDの1年間交換サービス
この教材が向いている方
テキストを書くにあたって、私は次のような方の学習に役立つ教材をイメージしました。
- 電気の学習経験がなく、何から手を付ければよいのか分からない。
- 数学から離れて久しく、計算に自信がない。
- 市販の参考書を買ってはみたものの、途中から読めなくなってしまった。
- 仕事が忙しく、まとまった学習時間が取れない。
- 科目合格制度を使って、1科目ずつ確実に積み上げていきたい。
- あれこれ買い足さず、なるべく1つの教材で完結させたい。
- 通勤時間や外出先のすきま時間も学習に使いたい。
これに加えて、自分が受験生だったころに「こんな教材があったらよかった」と思っていたものを、そのまま形にしています。
受験生だった当時、一番つらかったのは、勉強が分からないことそのものではなく「この問題の正解はこれだけれど、なぜそうなるのかが分からない」と悶々と考え込んだ時間でした。
自分の性格的に、それを調べるために何冊も本を開き、何時間もネット上の記事を探し回ることがよくありました。
本教材では、その調べ物の部分を、私のほうで先に済ませておくつもりで書きました。
少しでも学習時間を短く、忙しい皆さんの助けになればと考えています。
価格
価格はこちらです(すべて税込)。
| コース | 一括セット | 科目別 |
|---|---|---|
| eラーニング講座 | 117,700円 | 29,700円 |
| DVD講座 | 137,500円 | 35,200円 |
| eラーニング+DVD講座 | 148,500円 | 39,600円 |
決して安い買い物ではないと思います。
ただ、4科目のテキストから演習、法規の条文集までが一式そろっていて、そのすべてに講義が付きます。
基礎学習から過去問演習までの教材と講義がそろう内容に、価格に見合う価値を込めました。
「今すぐ購入とまではいかない」という方も、まずはこのページで中身をご確認いただければ幸いです。
テキストの構成(猫でも分かるシリーズ)
電験三種には受験資格がありません。文系出身の方、学校を出てから年月が経った方も大勢受験されます。
そういった方が最初にぶつかるのは、電気の理論そのものではなく、その手前にある計算力と用語・基礎知識です。
「猫でも分かる」シリーズは、計算や基礎知識への不安を解消し、合格講座へ無理なく進むための「入門書」です。
猫でも分かる電気数学
「猫でも分かる電気数学」は全22章、110ページ。
電験三種の合格に必要な数学だけを集めたテキストです。

こちらは大学入試の数学をもう一度やり直す本ではありません。
学習するのは、電験三種の問題を解くときに実際に使う範囲だけです。
本書では、重要事項と公式が一目で分かるレイアウトにしたうえで、各章に練習問題を置いています。
本書が終わるころには、電験三種に対応できる数学力は十分身につくでしょう。
数学は、読むだけでは身につきません。ぜひ、手を動かしながら進めていきましょう。
「数学が苦手だから電験は無理」と感じている方にこそ、最初に手に取っていただきたい一冊です。
猫でも分かる電気基礎
一方、「猫でも分かる電気基礎」は全14章で68ページ。
「電圧と電流」「直列回路と並列回路」といった電験三種の学習を始める前の「電気の基本事項」をまとめたテキストです。

一見関係なさそうな「物質の成り立ち」「運動とエネルギー」などの単元もありますが、電験三種に登場する知識を理解するために必要なテーマをすべて入れ込んでいるためです。
例えば、自由電子の働きを先に知っておくと、半導体の仕組みも理解しやすくなります。
各章の終わりには、穴埋め形式の確認問題と解答を置きました。
読んだその場で、言葉が頭に入ったかどうかを確かめられます。
これだけで電験三種の問題が解けるようになるわけではありません。
しかし、「電気数学」も含め、こちらを通してから「合格講座」に入ると、学習がスムーズに進みます。
ただ、学習を進めていて手が止まったときは、いつでもこの2冊に戻ってきていただいて構いません。
電気の知識がゼロでも、専門用語に置いていかれずに学び始められることが、この一冊を用意した大きな意味です。
テキストの構成(合格講座)
「合格講座」4科目は学習のメインに据えるテキストです。
4冊とも同じ作りでそろえていますが、重要な公式をわかりやすく、図表をふんだんに用いて制作しました。
理論編
「合格講座 理論編」は208ページ、全6章31節で構成されています。

理論は、電力・機械・法規を学ぶうえでの土台になる科目です。
ここでつまずくと、他の3科目がまるごと重くなります。
そして、扱う対象がほとんど目に見えません。
電荷、電界、電位、磁界、磁束…最初のうちイメージがつかみにくいのは、当然だと思います。
そこで本書には、4冊の中で最も多い、100点以上の図を盛り込みました。
「図で現象のイメージをつかんでから式に入る」という順序をできるだけ守っています。

また特に、直流回路は、覚えることは多くない代わりに問題のバリエーションが非常に豊富な分野です。
ここは本書で基本事項を押さえたあと、「確認問題集」と「過去問題集」で演習を積み上げていきましょう。
公式を見て手が止まっていた方にこそ、図から意味をつかみ、納得して式を使えるようになる手応えを味わっていただきたいと思います。
電力編
「合格講座 電力編」は198ページ、全8章39節で構成されています。

本書では、電気がどこで作られ、どう運ばれ、どこで使われるのかを、順番にたどれます。
分量の山は「火力発電」と「送電」「配電」です。
特に火力は「電力」科目の中で最も知識の範囲が広く、「送電」「配電」は計算問題も出題されます。
本書でじっくり取り組んでいきましょう。

また、計算単元としては、「三相短絡事故の計算」「電線のたるみ」「配電線路の電圧降下」「ループ線路の計算」「異容量V結線変圧器」などを扱います。
このあたりは公式を覚えるだけでは解けず、どういう順番で手を動かすかが決め手になるでしょう。
本書では、これらの単元においても解法の道筋を追えるようなつくりとしています。
暗記ではなくしっかり理解を深められるような作りですので、焦らず学習を進めましょう。
設備の仕組みから計算の進め方までをつなげて学べるので、覚えた知識を実際の問題で使うところまで取り組める一冊です。
機械編
「合格講座 機械編」は226ページ、全11章39節で構成されています。
4冊の中で最も厚いテキストです。

機械科目の厄介なところは、学習範囲の広さです。
電験三種の全科目の中で、出題範囲が最も広いのが特徴です。
学習の中心となるのは、「直流機」「変圧器」「誘導機」「同期機」のいわゆる「四機」です。
ここだけで科目の半分近くを占めますので、本書でも中心に据えています。
そして、多くの方が苦手とする「パワーエレクトロニクス」。
本書では、チョッパ回路、整流回路、インバータの各回路の動作を手順立てて解説しました。

もちろん、公式の導出も、問題を解くときの計算も、途中を省かずに書いています。
広い範囲ながらこのテキストと伴走すれば、道は開けてきます。
特に、解説の途中が分からず計算を追えなくなった経験のある方には、本書の強みを実感していただけると思います。
法規編
「合格講座 法規編」は146ページ、全4章29節で構成されています。

本書は「電気事業法」「その他電気関連法規」「電気設備技術基準・解釈」「施設管理」という構成です。
法規科目の最大の山場は、「電気設備技術基準・解釈」。学習範囲の半数程度を占め、この範囲での習熟がそのまま合否に直結します。
とはいえ、条文をそのまま読んで、離隔距離が何mで、この場合は何と何を設けるのか…を一つずつ覚えていくのは、現実的ではありません。
そこで本書では、条件と数値の違いが見比べられるように、条文の内容を表に整理しました。
法規編に入れた表は30点以上と、4冊の中で最も多くなっています。

また、B問題で登場する「施設管理」対策としても、「力率改善」「変圧器の損失と効率」「支線の張力とたるみ」「短絡・地絡事故」「高圧受電設備」といったテーマを、本書はきっちりカバーしています。
混同しやすい条件と数値を整理しながら、得点源にしたい計算問題まで対策できる、法規攻略の中心に据えていただきたい一冊です。
テキストの構成(演習用)
確認問題集
「確認問題集」は308ページの演習用テキストです。
この問題集の一番の特徴は、問題が合格講座テキストと対応していることです。
理論テキストの「1-1. 静電界」を読んだら、確認問題集の「1-1. 静電界」を開く。
それだけで、いま読んだところの演習ができます。
各節には「基本問題」と「練習問題」を置きました。
基本問題でその節の基本事項を確かめ、練習問題で少し踏み込む、という2段構えです。
「テキストを読む」と「問題を解く」が同じ番号で結ばれているので、分かったつもりになっていないかを、その場で判定できます。


次に解く問題を探す手間がなく、学んだ直後に手を動かせることは、限られた時間で勉強する方にとって大きな強みです。
過去問題集(理論・電力・機械・法規)
「過去問題集」では、科目ごとに1冊ずつ、各直近10回分の正解と解説を収録しています。
「確認問題集」で節ごとの演習を済ませたら、ぜひこの10回分に取り組んでください。
解説では、答えだけを示して「あとは計算するだけ」で済ませているところはなく、途中式および図を丁寧に表記させていただいています。
学習の最後の仕上げとして、こちらで演習量を増やしていきましょう。
間違えた問題も、途中式と図をたどって「どこでつまずいたのか」まで確認できるので、一問ごとの演習を次の得点につなげられます。
法規条文集
「法規条文集」は、法規科目で問われる条文を、穴埋め形式で収録した1冊です。
法規の対策で困るのは、条文の量です。電気事業法から電気設備の技術基準の解釈まで、まともに通読すればとんでもない分量になります。
かといって、どこが問われるのかは条文を眺めていても分かりません。
そこで本書では、平成7年度から令和7年度下期までの全35回の試験を調べ、そこで実際に出題された条文だけを収録しました。
この条文集は、デジタル暗記カードとしても使えます。
紙で通読し、移動中はカードで空欄を潰す、という使い分けができます。
膨大な条文から学習対象を選ぶ手間を省き、実際に問われた言葉と数値の反復に集中できる、忙しい受験生にこそ活用していただきたい一冊です。
本教材の強み
ここまで読んで、「結局、他の教材と何が違うのか」と思われた方もいらっしゃると思います。
私が特にお伝えしたいのは、次の4点です。
① 数学のところから始められる
電験三種の参考書の多くは、オームの法則を知っている読者を前提に書かれています。
けれども、実際に学習を始めた方が最初に手を止めるのは、たいてい理論の中身ではありません。
「分数の計算」「指数の扱い」「三角関数の値」「複素数の割り算」といったところです。
これらの部分は「猫でも分かる」シリーズに収めているため、特に初学者ほどこの教材は効いてくると考えています。
基礎に不安があっても、必要なところまで戻ってやり直せるので、分からないまま先へ進む不安を抱えずに学習を積み上げられます。
② 学習範囲を適切な分量に収めている
電験三種は、満点を取る試験ではありません。
それなのに、出題されうる事項を漏れなく詰め込んだ本を渡されると、どこまでやれば足りるのかが分からなくなります。
合格講座の4冊は、合わせて778ページ。1科目あたり200ページ弱です。
これは後から削ったのではなく、載せる範囲を先に決めた結果です。
4冊とも「その科目の合格に本当に必要な知識だけを載せる」という方針で書きました。
「参考書を買ったものの最後まで読み切れなかった…」という経験のある方には、ここがいちばん効くところだと思います。
仕事と両立しながら最後までやり切り、繰り返し復習する時間も確保していただくために、この分量にこだわりました。
③ 図で現象をつかんでから、式に入る
理論科目が難しく感じられる理由の一つは、扱う対象が目に見えないことです。
電荷、電界、磁束、電子の動き…いきなり数式だけを示されると、「式は追えても何をしているのかが分からない」という状態になります。
そこで4冊とも、図で現象のイメージをつかんでから式に落とす、という順序で書きました。
この順序で読むと、公式を丸ごと覚えなくても、どの量とどの量の関係なのかが記憶に残ります。
ちなみに、機械のパワーエレクトロニクスのように、出力波形そのものが見慣れない分野では、回路の動作を一手順ずつ追えるようにしました。
「なぜこの公式を使うのか」が分かるところまで踏み込めることは、問題の形が変わっても自分で考えて解くための、大きな武器になります。
④ 4科目の学習プロセスを一貫して行える
電験三種は、科目をまたいで同じテーマが出ます。
変圧器は機械にも電力にも法規にも登場しますし、理論で学んだテブナンの定理は、法規の一線地絡電流の計算でそのまま使います。
つまり、科目ごとで横断して学習を進める必要が出てくる場合があり、複数の本をまたいで参照しなければなりません。
また、学習はテキスト→演習書→過去問、のように、複数の書籍を自分で買って取り組むという、少々根気のいるプロセスを組む必要があります。
何よりも継続が大事な資格試験の学習において、ここは結構ハードルが高いところです。
本教材では、4科目を私1人で執筆することで、共通するテーマをどの科目で、どこまで説明するかを整理しました。
例えば変圧器であれば、理論的な中身は機械編、電力系統の中での運用は電力編、損失と効率の法規特有の出題は法規編、というように役割を決めており、そのうえで4冊のあいだで受け渡しをしています。
例えば、法規編の短絡事故を学ぶ際に百分率インピーダンスのことを知る必要があれば、導出を電力編で参照できるよう案内しています。
このように、読んでいて足りないと感じたときに、どの本のどこへ行けばよいのかが分かります。
また、前述のようにテキストと確認問題集が対応しているので、読んだ直後にその節の問題を解けます。
そして、仕上げに過去問題集で直近10回分に取り組む。この3段階を、同じ著者の同じ表記のまま通せます。
教材選びや参照先探しに費やす時間を減らし、理解と演習に集中できることこそ、一式を通して設計した本教材の強みです。
講師紹介
テキスト担当講師:加藤史彦
テキスト執筆を担当したのは本サイト管理人の私、摺り足の加藤こと加藤史彦(実は「加藤」は本名)です。

大学卒業後は変電機器の設計者として某メーカーに勤め、現在はフリーランス(主に執筆業)をしております。
電験は第三種、第二種の受験を経て、平成30年度に第一種電気主任技術者試験に合格しました(電験遍歴はこちら)。
その後、本サイト「電気の神髄」を立ち上げ、「なぜその理論に到達できるのか、その理屈を知りたい」という方に向けて記事を書いてきました。
いつもご愛読ありがとうございます。
書籍としては、SAT株式会社の「第二種電気主任技術者講座」のテキスト、電験アカデミアとしてオーム社から「電験三種理論の指南書」などを執筆しています。
今回の三種のテキストは、二種のときとは書き方をかなり変えました。
二種は「なぜそうなるのか」を掘る本でしたが、三種は、これから電気を学ぶ方が最後まで読み通せることを最優先にしています。
講義担当講師:溝口慶輝先生
収録講義を担当していただいたのは、溝口慶輝先生です。

当サイトの読者の方には、電験アカデミアのnikoさんと言ったほうが早いかもしれません。狐面をかぶった「白の神官」です。
製造業の電気主任技術者として働く傍ら、電気工事士としても副業に携わる実務派で、その実力は折り紙付きです。
今回、私が執筆したテキストに関しても、素晴らしい講義を全科目にわたって付けていただきました。
私が nikoさんの解説をすごいと思うのは、他の参考書には書かれていない切り口が出てくるところです。
その独創的な解説は、電験アカデミアの本でも一線を画しています。
講義そのものも、続けやすい作りになっています。
溝口先生の明瞭・丁寧な解説で、学習の効率は飛躍的に上昇することでしょう。

さいごに
仕事をしながら受験される方にとって、学習時間は有限です。調べ物に費やした時間は、そのまま演習に使えたはずの時間です。
だからこの教材では、数学の復習から、4科目の理論、節ごとの演習、直近10回分の過去問、そして法規の条文まで、一式そろえました。
途中で別の本を買い足さなくても、ここから先へ進めるようにしたつもりです。
本教材を使って限られた時間を少しでも有効に使っていただき、合格までの最短距離を歩んでいただけたなら、著者としてこれ以上うれしいことはありません。
それでは、電験三種の学習の入り口で、お会いしましょう。
講座名:第三種電気主任技術者講座(2027年度版)
販売:SAT株式会社
構成:テキスト12点(合格講座4科目/猫でも分かる電気数学・電気基礎/法規条文集/過去問題集4科目/確認問題集)+動画講義+講義音声MP3+デジタル暗記カード
発売日:2026年9月3日
価格(税込・一括セット):eラーニング講座 117,700円/DVD講座 137,500円/eラーニング+DVD講座 148,500円
価格(税込・科目別):eラーニング講座 29,700円/DVD講座 35,200円/eラーニング+DVD講座 39,600円