ケーブル被覆の剥ぎ取り寸法とリングスリーブ刻印表

※この記事は旧電気ライブラリーに掲載されていたもののリライト記事になります。

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ケーブル切断時の加算寸法

電気工事士の技能試験において、複線図を書き終えた後、器具の結線やボックス内で接続をするため、問題に記載されている寸法に表1の値を加算してケーブルを切断する。

 

表1 ケーブル切断時の加算寸法

接続器具接続器具の例・条件加算寸法[mm]
ジョイントボックスVVF用ジョイントボックス
アウトレットボックス
100
露出器具ランプレセプタクル
引掛けシーリング
露出形コンセント
ブレーカー
端子台
50
埋込器具埋込連用タンブラスイッチ
埋込連用コンセント
埋込連用パイロットランプ
100
わたり線一般100
黒線が2本必要150

 

例えば、アウトレットボックスでの接続で埋込スイッチが1つ、ボックスと器具間の寸法が$150\mathrm{mm}$の場合、ケーブルの切断寸法は、

$$100+150+100=350\mathrm{mm}$$

 

シースと絶縁被覆の剥ぎ取り寸法一覧

各器具への結線時におけるシースと絶縁被覆の剥ぎ取り寸法(参考値)を示す。

VVF用ジョイントボックス内での接続

 

アウトレットボックス内での接続

 

ランプレセプタクルへの結線

引掛シーリング(丸形、角形)への結線

 

露出形コンセントへの結線

 

配線用遮断器・端子台への結線

 

埋込配線器具への結線

 

リングスリーブによる圧着接続

 

差込形コネクタよる接続

 

リングスリーブのサイズ・刻印早見表

リングスリーブによる圧着接続は、電線の太さや本数によってスリーブのサイズや刻印が決まっている。

技能試験ではサイズや刻印の相違は欠陥となるので、表2を参照してほしい。

 

表2 リングスリーブのサイズ・刻印早見表

電線の太さ[mm]および本数リングスリーブのサイズ圧着ペンチの刻印
1.6×2本
1.6×3~4本
2.0×2本
2.0×1本+1.6×1~2本
2.0×1本+1.6×3~5本
2.0×2本+1.6×1~3本

 

KIP線の剥ぎ取り方法

第一種電気工事士の技能試験では、高圧側の配線にKIP線が用いられる。

KIP線の絶縁被覆は電工ナイフで剥ぎとるのが一般的だが、VVFストリッパーでも作業可能なので紹介する。

 

電工ナイフを使用した場合

①電工ナイフを電線に対して直角に当て、転がしながら一周に切り込みを入れる。

 

②ペンチで引っ張って剥ぎ取る。

 

③完了

 

VVFストリッパーを使用した場合

①「1.6mm×3」の刃を使用する。

 

②KIP線を挟んで握る(一回で十分)。

 

③ペンチで引っ張って剥ぎ取る。

 

④完了

 

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