電気工事士技能試験 欠陥例一覧

電気工事士の技能試験では「欠陥」が1つでもあると不合格となる。

 

一般財団法人 電気技術者試験センターより、欠陥の判断基準および注意すべきポイントが下記にて公表されている。

 

本記事では、画像付きで欠陥例を紹介する。

試験までの学習・訓練の参考にしてほしい。





全体共通の欠陥例

欠陥例の共通事項として、下記が挙げられる。

  • 未完成のもの
  • 誤結線・誤接続のもの
  • 施工条件に相違しているもの(電線の色、配線器具の極性など)
  • 寸法が配線図に記載されている寸法の50%以下
  • 配線・器具の配置が配線図と相違しているもの
  • 支給品以外の材料を使用したもの
  • 器具を破損させたもの

 

電線損傷の欠陥例

①絶縁被覆が露出している

 

②心線が露出している

 

③ケーブルが縦に割れている(20mm以上)

 

④心線が折れるほどの傷

 

⑤介在物が抜けている

 

ランプレセプタクルの欠陥例

①ねじの締め付け不足

 

②輪の左巻き

 

③巻き付け不足(3/4周以下)

 

④重ね巻き

 

⑤絶縁被覆の締め付け

 

⑥ねじの端から心線が5mm以上露出したもの

 

⑦シースが台座の中に入っていないもの

 

⑧ケーブルを台座のケーブル引込口を通していないもの

 

⑨カバーが締まらない

 

⑩極性が逆

 

引掛シーリングローゼットへの結線の欠陥例

①心線が露出している(1mm以上)

 

②引っ張ると抜ける

 

③絶縁被覆が見えている(5mm以上)

 

埋込連用枠への取付け・結線の欠陥例

①-1 取付け位置が間違っている(1個の場合は中央に取り付ける)

 

①-2 取付け位置が間違っている(2個の場合は上と下に取り付ける)

 

②心線が露出している

 

③電線を引っ張ると抜ける

 

配線用遮断器への結線の欠陥例

①絶縁被覆のむき過ぎ(5mm以上)

 

②絶縁被覆を挟んでいる

 

③締め付け不足(引っ張ると抜ける)

 

④極性が逆(Nに黒線、Lに白線)

 

 

端子台への結線の欠陥例

①電線を引っ張って外れるもの

 

②端子台の低圧側の結線においては、端子台の端から心線が5mm以上露出したもの

 

③絶縁被覆を締め付けたもの

 

④端子台の高圧側の結線においては、端子台の端から心線が20mm以上露出したもの

 

⑤より線の素線の一部が端子に挿入されていないもの

 

PF管工事の欠陥例

①ボックスとコネクタの未接続

 

②ボックスコネクタとPF管の未接続

 

③ロックナットの締め付け不足

 

④ロックナットが外れている

 

金属管工事の欠陥例

①ボックスコネクタの未接続

 

②ボックスの外側にロックナットを取り付けている

 

③ボックスコネクタと金属管の未接続

 

④ロックナット未使用

 

⑤絶縁ブッシング未使用

 

⑥ボックスと金属管の接続がゆるい

 

⑦止めねじを切っていない

 

⑧ボンド線の取付け位置が間違っている

 

⑨ボンド線の先端が出ていない

 

⑩ボンド線の締め付け不足、抜けている

 

リングスリーブによる圧着接続の欠陥例

①スリーブのサイズ間違い(小スリーブが正しい)

 

②圧着マークの不適切

 

③リングスリーブの先端が見えない

 

④絶縁被覆のむき過ぎ

 

⑤先端の心線部分が長い

 

⑥リングスリーブが破損している

 

⑦シースの剥ぎ取り不足

 

⑧絶縁被覆の上から圧着している

 

⑨リングスリーブの先端が1本でも見えないもの(図は3本接続の場合)

 

差込コネクタによる接続の欠陥例

①心線が露出している

 

②心線の挿入不足(先端の透明の部分から心線が見えない)

 

上記①②のように、差込コネクタによる接続は短すぎても、長すぎても欠陥となる。

 

ゴムブッシングの欠陥例

①ゴムブッシング未使用

 

②ゴムブッシングの大きさの相違(25mm穴に19mmゴムブッシング使用、またはその逆)

 

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