【好評発売中!】「電験アカデミアと学ぶ 電験三種理論の指南書(ガイドブック)」のご紹介

※本ページはプロモーションが含まれています。

―これが新時代の参考書の「王道」だ!―

当サイト「電気の神髄」をいつもご利用いただき、ありがとうございます。管理人の摺り足の加藤です。

 

2026年6月24日、オーム社より、私たち電験アカデミアの共著「電験アカデミアと学ぶ 電験三種理論の指南書(ガイドブック)」が発売となりました。

電験三種のなかでも最初の関門にして、多くの人がぶち当たる壁が「理論」科目です。

「公式は覚えたのに、いざ問題になると手が止まる」「そもそも、なぜこの式になるのかが分からない」

本書はそんな「お悩み」を一緒に解きほぐすために作った一冊です

 

このページでは、本書がどんな本なのか、そして既存の参考書と何が違うのかについてご紹介します。

本書の内容と特長

本書「電験アカデミアと学ぶ 電験三種理論の指南書」は、電験三種の理論科目をこれから学ぶ方、あるいは一度学んだけれども途中で苦しくなってしまった方に向けて作った参考書です

 

理論は、電験三種の中でも特に重要な科目です

電力・機械・法規を学ぶうえでの土台にもなりますし、計算問題の比重も大きいため、どうしても避けて通ることができません。

 

ただし、ここで大切なのは「公式をたくさん覚えること」ではなく、公式の前にある「考え方」をつかむことです。

「なぜこの式になるのか」「この図は、何を表しているのか」「問題では、どこに着目すればよいのか」

本書では、そういった理論科目のつまずきやすいところを、できるだけ誌面の中でほどいていくことを意識しています

 

本書の概要

判型はA5判のオールカラー、ページ数はなんと568ページ!

内容としては、電験三種「理論」で問われる範囲を、次の全10章にまとめています。

 

第1章 直流回路
第2章 静電気
第3章 電磁気
第4章 交流回路
第5章 三相交流回路 
第6章 過渡現象
第7章 電子物性
第8章 半導体デバイス
第9章 電子回路
第10章 電気計測

 

理論科目は、「電気理論」「電子理論」「電気計測」「電子計測」から出題されます。

本書では、まずはすべての基礎となる「直流回路」から入り、「静電気」「電磁気」「交流回路」「三相交流回路」「過渡現象」といったメインの事項へと進んだ後、やや応用的な内容である「電子物性」「半導体デバイス」「電子回路」「電気計測」へ進む構成にしました。

 

もちろん、最初から最後まで順番に読んでいただいてもよいですし、苦手なテーマだけを開いていただいても構いません。

ただ、理論をこれから学ぶ方であれば、まずは第1章「直流回路」から読んでいただくのがおすすめです。

オーム社のHPにて、試し読みもできますので、ぜひご覧ください。

 

本書の工夫

本書は「ただ本文を読んで終わり」という作りにはしていません。

各章には、受験生の皆さんが楽しく学習を進めていけるよう、いくつかの工夫を施しています

「この章で学ぶこと」「攻略法」

各章の冒頭には「この章で学ぶこと」「攻略法」を置いています。

たとえば直流回路であれば、いきなり細かい計算に入る前に、どの法則・定理をどの場面で使うのか、どこで計算が楽になるのかを先に示しています。

 

電験三種の学習では、目の前の式変形だけを追っていると、いま何をしているのか分からなくなることがあります。

そのため、章の最初で全体像や勘所を確認できるようにしました。

アカデミアの吹き出し解説

本文の途中では、電験アカデミアの4人が、要所で補足や考え方のヒントを入れています。

式の意味、図の見方、計算上の注意点など、本文だけでは少し流れてしまいそうなところを、別の角度からひとこと添えるイメージです。

このあたりは、電験アカデミア4人で書いた本ならではの部分だと思います。

「〜って何だっけ?」

「電流って何だっけ?」「電圧って何だっけ?」のように、本文を読む前提となる用語を、必要な場所で確認できるようにしています。

理論の学習では、実はここが大事です。

難しい公式でつまずいているように見えて、よく確認すると、前提となる言葉の意味があいまいだった、ということがよくあります。

本書では、そうした基礎用語にその場で戻れるようにしました。

「メモチェ」

本文中の重要事項は「メモチェ」として整理しています。

一度読んだあとに要点を確認するためにも使えますし、問題演習の前に見返す場所としても使いやすいと思います。

問題

本文で学んだ内容を確認できるよう、こちらも要所ごとにオリジナル問題や過去問題を配置しています。

 

理論は、読んで「分かった気がする」だけではなかなか点数につながりません。

実際に手を動かして問題を解くことで、公式や考え方が自分のものになっていきます。

 

共著者紹介

本書を書いたのは、電験アカデミアという4人組です。

電験一種に合格してもなお電気工学を究めんとし、悩める受験生のために立ち上がった漢(おとこ)たちというのが表向きの設定で、武闘家だの神官だの魔術師だのと、謎で奇抜な恰好をしています。

ですが中身は、いずれも現役で活躍する電気の専門家です。簡単にご紹介しましょう。

電気男さん(赤の武闘家)

頼れる電験アカデミアの大黒柱、「赤の武闘家」電気男さんです。

 

本業の傍ら、電気系雑誌の連載や著書執筆など、電験業界の第一線で活躍するスゴイ人。

一方Xでは、まるでグルメライターかと見紛うようなラーメン愛が垣間見えます。

 

本書では、執筆経験を活かしたさすがの文章力と、分かりやすい例えを用いた解説で、一見難解な理論も華麗にときほぐしていきます。

 

なべさん(緑の戦士)

トレードマークのなべを片手に、受験生を鉄壁の防御で守る「緑の戦士」なべさんです。

 

企業の電気主任技術者・建屋施設管理者を務め、私(摺り足の加藤)と同じく元変圧器設計者の経歴をもっています。

電験二種・三種・エネ管(電気)を同時合格、翌年には一種まで合格した神童です。

 

本書では、常に初心者目線に立った、論理的かつ優しい語り口が光ります。

 

nikoさん(白の神官)

 

電験界隈の超新星、謎の狐面の男、「白の神官」nikoさんです。

 

製造業の電気主任技術者として活躍する傍ら、電気工事士の副業もこなす実務派。

講師・クリエイターとして急成長を遂げています。

 

本書では、他の参考書には書かれていないような独創的な解説で、一線を画しています。

 

摺り足の加藤(青の魔術師)

電験アカデミアでは「青の魔術師」として、魔術書を片手に受験生の悩みを解きほぐす役どころが、本サイト管理人の私、摺り足の加藤です。

 

大学卒業後は変電機器の設計者として某メーカーに勤め、現在はフリーランス(主に執筆業)。

電験は第三種・第二種を経て、平成30年度に第一種電気主任技術者試験に合格しました(電験遍歴はこちら)。

 

本書では、このサイトの記事と比べると、かなり柔らかめの語り口で書き上げました。その違いも読み比べながら楽しんでいただければ幸いです。

 

本書の強み

ここまで読んで、「結局、普通の理論の参考書と何が違うの?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

本書の強みとして、私が特にお伝えしたいのは次の4点です。

① 「図で見てから、式で確認する」流れを重視している

理論科目で扱う電流、電圧、電界、磁界、電子の動きなどは、基本的に目に見えません。

そのため、いきなり数式だけを示されると、「まあ式はそうなんだろうけど、何をしているのか分からない」という状態になりがちです。

 

本書では、できるだけ図で現象のイメージを示し、そのうえで式に落とし込む流れを意識しています。

たとえば、直列回路・並列回路、分圧・分流、電界や磁界の向き、電子回路の信号の流れなど、図があった方が圧倒的に理解しやすいところは、惜しまず図解にしています。

「図で見て、式で確認する」この往復ができることが、本書の大きな特長です。

② 基礎用語に戻りながら読める

理論が難しく感じる原因の一つは、前提となる言葉が多いことです。

 

電流、電圧、電位、電荷、電界、磁界、インピーダンス、半導体、トランジスタ……。

こうした言葉があいまいなまま進むと、途中から急に本文が読めなくなります。

 

本書では先述の「〜って何だっけ?」という形で、必要な基礎用語をその場で確認できるようにしました。

 

参考書を読んでいる途中で、いちいち別の本やネット検索に戻らなくても、まずは目の前のページで立て直せる。

これは、初学者の方にとってかなり大きいと思います。

 

③ 「分かった」で止めず、問題で確認できる

理論は、読んで納得することと、試験問題を解けることの間に少し距離があります。

本文で考え方を学んだあと、すぐ近くに問題を置いているのは、その距離を少しでも縮めるためです。

 

公式を見て「なるほど」と思っただけでは、実際の問題でどの値を使えばよいのか、電流や力をどの向きを正に取ればよいのか、なかなか身につきません。

だからこそ、本書では解説と問題を行き来しながら学べるようにしています。

 

また、過去問をただ暗記するのではなく、条件が変わっても考え方を使えるようになることを重視しています。

 

④ 理論の全体像を1冊で見渡せる

理論科目は範囲が広いです。

直流回路から始まったと思ったら、「静電気」「電磁気」「交流回路」「三相交流回路」「過渡現象」「半導体」「電子回路」「電気計測」と、かなり広い範囲を扱うことになります。

 

本書では、それらを1冊にまとめたうえで、章ごとに「この章で何を学ぶのか」「どこが攻略のポイントなのか」を示しています。

理論の学習で大事なのは、個々の公式を覚えることだけではなく、いま自分が理論科目のどこを学んでいるのかを見失わないことです。

 

その意味で本書は、最初に通読する参考書としても、苦手なテーマに戻って確認するための本としても使いやすいものになったと思います。

 

さいごに

「テキストを開いても、何が書いてあるのか全然わからない」

電験三種の理論で、そんな壁にぶつかった方は、決して少なくないはずです。

 

本書は、そんな立ち止まってしまった人に、もう一度「電気って面白い!」と思ってもらうために作りました。

隣で電気のプロが4人がかりで教えてくれる、そんな安心感のある一冊です。

 

これから理論を学び始める方の入門書として。他のテキストでつまずいたときの駆け込み寺として。

そして資格を取ったあとに「あれ、どうだったかな」と開くバイブルとして。

長くそばに置いていただけたなら、著者としてこれ以上うれしいことはありません。

 

それでは、電験の勇者として、一緒に電験三種討伐の旅へ、出かけましょう