- 2019年6月24日
無損失線路における電圧・電流
分布定数回路において、
分布定数回路において、
本記事では、任意の分布定数回路における電圧・電流について、四端子定数を用いた式として導出する。 基礎方程式のラプラス変換 図1の送電線の分布定数回路における基礎方程式は、分布定数回路の記事の
分布定数回路で表される線路のうち、減衰のようすが周波数に無関係となり、ひずみを生じない線路を無ひずみ線路(Distortionless line)という。 本記事では、無ひずみ線路における電圧・電流の式を導く。 無ひずみ線路の関係式 図1の送電線の分布定数回路において、回路定数
分布定数回路(Distributed constant circuit)とは、回路素子が空間的に分布している電気回路のことをいう(対義語は集中定数回路)。 本記事では、分布定数回路の式を導入し、回路の電圧・電流がどのような挙動を示すかを導く。 分布定数回路の基礎方程式 図1に送電線の分布定数回路を示す。 図1 送電線の分布定数回路 図1において、送電線のある点から距離