CATEGORY

対称座標法

  • 2019年3月1日

送電線の対称座標法変換

本記事では電力系統全体に対称座標法計算を適用するための準備として、1回線および2回線の送電線に対称座標法変換を適用し、どのような計算式が導かれるか考察する。 1回線送電線の対称座標法変換 1回線送電線の等価回路 図1に1回線送電線の等価回路を示す。 図1 1回線送電線の等価回路 図1において、各端子-大地間の電圧の添字sは送電端(入力側)、rは受電端(出力側)を示している。 また、三相の送電線はよ […]

  • 2019年2月25日

対称座標法における発電機の基本式

対称座標法の計算を用いるにあたり、重要な式である「発電機の基本式」を導入する。 発電機の内部等価回路 図1は発電機を三相平衡した理想電圧源で表した内部等価回路である。 図1 発電機の内部等価回路 ここで、 ・$\dot{E_a}$, $\dot{E_b}$, $\dot{E_c}$:発電機の内部誘導起電力、$\dot{E_b}=a^2\dot{E_a}$, $\dot{E_c}=a\dot{E_a […]

  • 2019年2月22日

対称座標法変換の基本式

「零相成分の正体」および「正相成分と逆相成分」にて、任意の三相電気量($a-b-c$領域)の零相・正相・逆相成分($0-1-2$領域)への変換の仕組みについて感覚的な導入を行った。本記事では実際の計算で使用する「$0-1-2$変換」の基本式について導出する。 「零相成分の正体」で扱った式 零相成分$\dot{V_0}$の定義式は、 $$\dot { { V }_{ 0 } } =\frac { 1 […]

  • 2019年2月10日

対称座標法における正相成分と逆相成分

「零相成分の正体」の記事で、不平衡かつベクトル和がゼロでない(閉じていない) 三相電気量$\dot{V_a},\dot{V_b},\dot{V_c}$は、図6のように不平衡かつベクトル和がゼロである三相ベクトル $\dot{V’_a},\dot{V’_b},\dot{V’_c}$+同一の大きさおよび向きの三相ベクトル(零相成分$\dot{V_0}$)に分解できる […]

  • 2019年2月3日

対称座標法における零相成分の正体

下図のように、不平衡かつベクトル和がゼロでない(閉じていない) 三相電気量(図1の場合は電圧) がある。対称座標法を用いれば、このような任意の三相電気量($a-b-c$ 領域)は、零相・正相・逆相成分($0-1-2$ 領域)に分解できる。 なぜこのような成分分解が成り立つのか、感覚的にはよく分からないので、証明という形で考察した。 三相ベクトルを三角形配置してみる 図1  不平衡かつベクトル和がゼ […]