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ベクトル

  • 2019年11月4日

変圧器の電圧変動率

本記事では、変圧器の電圧変動率の式を導出し、IEC規格の定義についても紹介する。 電圧変動率の定義式 変圧器の電圧変動率$\varepsilon[\%]$の定義は下式による。 $$\varepsilon=\frac{V_{20}-V_{2n}}{V_{2n}}\times100[\%] ・・・(1)$$   $(1)$式において、 $V_{20}$:無負荷時の二次端子電圧 $V_{2n} […]

  • 2019年4月16日

スコット変圧器

本記事では、ウッドブリッジ変圧器と同様に鉄道饋電(きでん)、電気炉負荷などの大容量単相負荷に供給するために用いられるスコット変圧器について解説する。 スコット結線 単相変圧器のスコット結線を図1に示す。   図1 スコット結線   同図では、同一巻回数・同容量の単相変圧器が2台で構成され、一次側の主座変圧器の巻線中央に$T$座巻線が接続される形で、T字型の結線として構成されてい […]

  • 2019年4月15日

ウッドブリッジ変圧器

本記事では、鉄道饋電(きでん)用など、三相負荷から単相負荷へ供給する際に使用されるウッドブリッジ変圧器について解説する。 採用の目的 鉄道や電気炉など、断続的にかつ激しい変動のある単相負荷への安定した供給のため、ウッドブリッジ変圧器(またはスコット変圧器)という三相→二相負荷へ変換するための変圧器が用いられる。   このような負荷では、三相系統側に不平衡電流が生ずるため、これを緩和される […]

  • 2019年3月3日

対称座標法とクラーク変換法の相互変換

対称座標法により$a-b-c$電気量を$0-1-2$領域に、クラーク変換法により$a-b-c$電気量を$\alpha-\beta-0$領域に変換することが可能となる。 では、$0-1-2$領域と$\alpha-\beta-0$領域の相互関係はどうなるのか、またその計算のための変換行列について、本記事にて考えてみる。 a-b-c領域からの変換行列(再掲) まず、$a-b-c$領域を各領域に変換する行 […]

  • 2019年2月26日

クラーク変換法の基本式

本記事では、実際の計算で使用するクラーク変換法の基本式について導出する。 α-β-0領域⇒a-b-c領域への変換 電圧のα-β-0⇒a-b-c変換式 今回扱う$a-b-c$領域の電気量ベクトルは、これまで用いてきたものと同様の図1のベクトルとする。 図1 $a-b-c$領域の電気量ベクトル   「クラーク変換法①」の$(1)$および$(2)$式より、$\alpha$電圧$\dot{V_\ […]

  • 2019年2月22日

対称座標法変換の基本式

「零相成分」および「正相成分と逆相成分」の記事にて、任意の三相電気量の各相成分($a-b-c$領域における電気量)を、零相・正相・逆相の各成分($0-1-2$領域における電気量)へ変換するための考察を行った。 本記事では、実際の計算で使用する対称座標法変換の基本式について導出する。 対称座標法における零相成分 任意の三相電気量(電圧)を$\dot{V}_a,\ \dot{V}_b,\ \dot{V […]

  • 2019年2月17日

クラーク変換法の導入 ~α-β-0成分とは~

本記事では、クラーク変換法と、その対称座標法との相関関係について考察する。 a―b-c領域→対称分領域への変換 「対称座標法における正相成分と逆相成分」の記事において、三相電気量($a-b-c$領域)は対称分領域($0-1-2$領域)に変数変換できることが分かった。   対称座標法と同様に、「クラーク変換法」という変数変換法は、$a-b-c$領域の値を「$\alpha-\beta-0$領 […]

  • 2019年2月10日

対称座標法における正相成分と逆相成分

本記事では、対称座標法における正相成分と逆相成分について考察する。   不平衡かつ和がゼロでない三相電気量ベクトル 図1のように、不平衡かつ和がゼロにならない(閉じていない)三相電気量ベクトルを考える。 同図では、三相電圧$\dot{V}_a,\ \dot{V}_b,\ \dot{V}_c$について考えている。   図1 不平衡かつ和がゼロでない三相電気量ベクトル   […]

  • 2019年2月3日

対称座標法における零相成分

本記事では、対称座標法における零相成分について考察する。 不平衡かつ和がゼロでない三相電気量ベクトル 図1のように、不平衡かつ和がゼロにならない(閉じていない)三相電気量ベクトルを考える。 同図では、三相電圧$\dot{V}_a,\ \dot{V}_b,\ \dot{V}_c$について考えている。   図1 不平衡かつ和がゼロでない三相電気量ベクトル   このような任意の三相電 […]